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by sorade-su
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2016年 02月 26日 *
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

今月の7日の日曜日、夜遅く父が他界しました。76歳でした。

母から「お父さんの様子がおかしい」と連絡があったのは、1月末、アンサンブルコンテストからの帰り道でした。
すぐに入院。
できるだけ家にいたいと言う父の希望もあり、暮れあたりから訪問看護士さんに助けていただきながら自宅療養していましたが、いよいよ限界だったのでしょう。
自分から、「ちょっと病院へ行ってみるかな」って。
入院間もなく、酸素吸入、起き上がるどころか、飲み込む力もなくなってしまったため何も食べられず、寝たきり・点滴だけとなってしまいました。

それでも父は私たちが行くと、「よう!」と手をあげ、笑いかけてくれました。

日に日にやせ細っていく父でしたが、こちらの言うことには頷いたり、時には首を横に振ったり、力強く手を握り返したりしてくれていたんですけどね。
意識がなくなったのは、亡くなる4日前でした。
父の最後の言葉は、(と言っても、しゃべることができなくなっていたので、紙に書いたものですが)
「ありがとう」でもなく、「お母さんを頼む」でもなく、「お腹が空いた。いつも食べとったピーナッツをぬったパンが食べたいです」でした(^-^;
お父さんらしい^^
食べさせてあげられいのが切なかったです。

最期は、静かに眠るように、息を引き取りました。

そして11日、雲ひとつない青空の下、無事に父を見送ることができました。
そう言えば、父と出かけるときはいつも晴れてたなあ。

父が最初にガンを患ったのは1996年の2月、大腸ガンでした。ちょうど20年前です。
それから、胃がん、膀胱がん、そして肺がんと、父のこの20年はずっとガンとの闘いでした。
それでも父は、一度も落ち込んだり、不安を口にすることなく、常に明るく前向きに、病気と向き合っておりました。
その姿に私たち家族は逆に助けられ、勇気と希望を与えてもらいました。
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写真は、4年前肺がんの手術を受けてから2ヶ月後、グランドに立つ父の姿です。
昭和47年から、昨年の秋まで父は野球の審判をしていました。
見に行くと、ストライ!!アウト!!と父の大きな声が球場に響き渡っていました。
大病しているにもかかわらず、炎天下で球児たちに負けず劣らず一生懸命な父の姿を見ては、自分の父ながらも感動したのを覚えています。

県野球連盟・支部の理事長、現職だったらしいです(知らんかった(^-^;)

告別式には400名ほどの大勢の方々がご会葬くださいました。私たち、父を少し見くびっておりました(^-^;
にぎやかく見送ってもらって父も嬉しかっただろうと思います。

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人が好きで、動物が好きで、花が好きで、野球が好きで、歌が好きな、優しい父でした。

肺がんの転移が見つかったとき、もってあと1年と言われてから4年。
入院したとき、あと3日と言われてから2週間、今夜が山と言われてから4日、父は頑張ってくれて、私たちにお別れの時間を与えてくれました。
それでもやっぱり悲しいです。寂しいです。
もっとああしてあげればよかった、こうしてあげればよかったって思いでいっぱいです。

時が癒してくれるのかなあ。
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The Original by Sun&Moon